<前回までのあらすじ>
突然のコロナ禍、2023年3月初めという早い段階でフルリモートを即決導入したわたしたち。
これからどんな時代に飲みこまれていくのかと大きな不安を抱えつつも、新しい環境への挑戦には期待もあり、決して後ろ向きなスタートではありませんでした。
新しいものを前にすると、無条件にワクワクして試したい気持ちが生まれる。
わたしたちはそんなチームでした。
特にフルリモートに関しては、ダメなら元に戻すという選択肢があったので、より軽やかに決断できたような気がします。
実際に始めて見ると、
・自宅のWi-Fiが極端に弱いメンバーがいる!
・事務所に届く郵便物を総務担当者が取りに行かないといけない!
・電話転送先のスマホを持っている人は、電話に出られない状況を作りにくくて大変!
といった、考えてみれば当たり前の問題が続発。
Wi-Fiの手配や電話代行契約、郵便物確認のルーティーン決めなど、コミュニケーションや生産性の問題以前の環境整備に追われました。
そして手探りのフルリモートを1週間ほど続けるうちに、
・もっと気軽に雑談したい!
・いつでも話しけかられるツールが欲しい!
・全員のタスクを見える化したい!
という仕事上の明確なニーズが浮上し、さまざまなバーチャルオフィスツールやタスク管理ツールを片っ端から試していくフェーズに入ります。
しかしどれも、”帯に短したすきに長し”。「Aツールのこの機能とBツールのこの機能を使おう」といった合わせ技を工夫したりもしました。
こうして振り返ってみると、必ずしも順調な滑り出しではなかったのだとあらためて気づきます。
でも決して、チーム内に閉塞感や倦怠感はありませんでした。
・こんなツールがあるらしいよ!
・家のデスクと椅子を買い替えたいけど、おすすめない?
・いまのうちにブログ書いたらアフィリエイトで稼げるかな?
そんな感じで、試行錯誤を楽しむ空気さえありました。
新しいことへの前向きな姿勢が、ここでも存分に発揮されたのです。
ただ、全員が「リモートワークっていいね!」と思えたわけではありません。
新しいツールやデスクへのワクワクと、リモートワークに馴染めるかどうかは別問題でもあったのです。
▶▷ 第4回へ続く
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