VOICHAT(ボイチャ)|音声コミュニケーションを主軸とする新感覚バーチャルオフィス

“ちょっと話したい、に応えてくれるツール”。株式会社コンテンツ様

導入事例

2023年秋から、ほぼフルリモートの15名のチームでVOICHAT(ボイチャ)をご利用いただいている株式会社コンテンツ様。
今回は東京・赤坂にある本社にお邪魔し、取締役事業部長の石神様にお話を伺いました。

●株式会社コンテンツ様

東京・赤坂に本社を置く、広告やクリエイティブの制作プロダクション。自社サービスの提供やWebメディアの運用など、幅広い事業を展開している。

公式サイト:https://www.contents.ne.jp/

◆3Fまで広く使った、実際のオフィスらしいルーム配置

――VOICHATは2023年11月からのご利用ですね。どんなチームでお使いいただいていますか?

石神さん「ディレクターやエンジニア、クリエイターなど15名の制作チームです。コロナ禍の初め、2020年3月にリモートワークを導入して、今もほぼフルリモートです」

――エリアやルームはどう分けておられますか?

石神さん「1Fは会議室、2Fはチームごとのルーム、3Fはフリースペースという形で分けています」

――1Fの会議室のこのネーミングは?

石神さん「メンバーの発案で海外の俳優の名前です。以前他社さんに行ったときに偉人の名前になっていて、やってみたいなと思っていたんですよね。ネーミングは半年周期くらいで変えたいとは思っています」

(会議室名は、惑星やアニメなど、さまざまな案が出たとのこと)

――BRA-Pはブラピ、TOMUCURUはトム・クルーズ、LWDは、レオナルド・ディカプリオ?偉人や花の名前はときどき見ますが、海外俳優は初めて見ました!

石神さん「毎日の朝会は、全員がブラピに集まってやっています(笑)。VOICHATの会議室は実際には存在しない概念上のものなのに、オフィスに寄せたコンセプトになっているせいかみんなが違和感なく会議室をイメージして使えるのがいいですね」

――2Fはチームごとですね。

石神さん「ルーム名がチーム名だと、入るルームを間違うことが少ないのでスムーズです。3Fに作業ルームがあって、話をせずに集中したい人はそこで仕事をしています。雑談用のカフェルームで会議が始まることも多いですし、厳密なルールなく自由に使っています」

――こういう話題が多いとか、リーダー側からは話しかけることが多いとか、VOICHATでの会話に傾向はありますか?

石神さん「議事録に残す必要がなく、かつチャットよりも口で話すほうが速く正確に伝えらえる、という用件のときにVOICHATで会話しています。誰から話しかけるかについては、特に職種や役職での傾向はないように思いますね。うちはもともと、部下から上司へは話しかけづらい、といったような空気もないんです」

◆ツールで課題解決できると気づき、VOICHATを導入

――VOICHAT導入以前は、どんな形でコミュニケーションを取っていたんですか?

石神さん「リモートワーク以前から導入していたチャットツールがメインで、会話する必要があるときはカメラオフでGoogle Meetを使っていました。いわゆるバーチャルオフィスツールを使ったことはなかったです」

――急ぎの時は電話ですか?

石神さん「電話は、社内ではほとんど使わないですね。在席していればチャットの通知にすぐ気づけるので、急ぎの用件もチャットでした」

――大きな問題なくリモートワークを継続されてきたような印象ですが、なぜVOICHATを導入することになったのでしょう?

石神さん「今すぐどうにかしなければというほどではないものの、急ぎのときにチャットに返事がなく電話にも出ない、という時は困っていましたし、ちょっと話したいだけのときにGoogle MeetでURLを発行して繋ぐのが手間だなとは感じていました」

――課題感はお持ちだったんですね。

石神さん「それから、定期的に実施していたリモートワークについての社内アンケートで『他の人が何をしているのかわからない』や『もう少し話したい』といったニュアンスの意見も挙がっていたんです」

――リモートワークになると、やはりコミュニケーション量は減るものですか?

石神さん「全体としてはどうしても減りますね。特に管理者やリーダーは、自分からコミュニケーションを取りに行かないと話さないままになってしまうメンバーも出てきてしまいます。いくつかの課題を認識していたところに、展示会でVOICHATの説明を受けたんです」

――御社にVOICHATがどうフィットするか、展示会での説明でイメージは沸きましたか?

石神さん「実際にデモで見せてもらえたので、ツールを使えばメンバーの状態が可視化されるんだ、課題が解決しそうだ、と、理解しやすかったですね。最初にトライアルがありましたし、有料化でも15名なら月1万円以下なので、導入のハードルも低かったです」

――ありがとうございます!フルリモート4年目で新しいツールを導入したということは、これからもリモートを継続される方針なんですか?

石神さん「会社に来たい人は来てもいいのですが、うちのチームは個人情報を扱うといった用事がある時以外はほぼリモートですね」

――リモートがいいかオフィスがいいかは、個々人の性格や事情で変わるものですが、リモートがフィットするメンバーが多いんですね。

石神さん「『毎日通勤はもう無理かも…』なんて言ってるメンバーもいますよ。リモートになってから、離職率も下がっています」

◆URL発行の手間がなくなり、気軽に会話できるようになった

――実際にVOICHATをお使いいただいて、コミュニケーション面でのメリットは感じていただけているでしょうか?

石神さん「ちょっと話したいときに、気軽に会話を始められるようになりました。シンプルなインタフェースでかしこまりすぎていないせいか、メンバーからはプライベートな雑談をしやすくなったとも聞きました」

――URL発行の手間がなくなったのも大きいですか?

石神さん「会議URLを発行してカレンダーに登録してという作業がなくなったので、会議をセッティングする仕事が多かったメンバーはラクになったととても喜んでいます。うちはGoogle Meetでもカメラは強制ではなくオフの人が多いのですが、VOICHATはうっかりカメラがONになってしまう懸念がない点もありがたいとも聞きます」

――メンバーの状況が見えない、という課題も解消できたでしょうか?

石神さん「管理側としては、”ちゃんといる”のがわかるのはいいですね。それだけでなく、顔は見えなくても集まっている様子や会話している様子などがわかるので、それも安心です」

――状況が可視化されることについて、チームメンバーの皆さんからの評価はいかがでしょうか?

石神さん「在席状況が見えるのは、今まで使っていた他のツールにはない機能として好評です。VOICHATは、自分がどのルームにいるか、誰と会話しているのかは全員から見えるけれど、会話の内容はルーム外の人に聞こえませんよね。メンバー視点では、VOICHATのオープンさの度合いがちょうどいいようです」

――会話の中身まで全員に丸聞こえだと、ちょっとした雑談にも気を使うことになりますもんね。

石神さん「そうなんです。ルーム内の会話は完全にクローズドなので、気軽な雑談もしやすいですよね。仲のいいメンバー同士の交流は、VOICHAT導入でより活発になったみたいですよ」

◆挙手機能があると、コミュニケーションが加速しそう

――最後に、日々VOICHATを使っていただいている中でのご要望があればお聞かせください。

石神さん「コールをよく使うので、コールされたときのお知らせがアプリ上にもっと大きく出るといいなとは思っています。デスクトップ通知は設定できますが、アプリでもわかりやすくなるといいなと」

――コールについては、より使いやすくできるように検討を重ねているところです。時期は未定ですが、お待ちいただければ幸いです。

石神さん「あと、話したい人が挙手したり、賛同のリアクションをしたりできる機能もあるといいですね。途中で話に割り込むのが難しかったり、発言するまでもないけど賛同を示したいケースがあったりします」

ブラピで朝会

――御社の朝会は最大15人ですもんね。その人数だと、発言のタイミングを計るのが難しいこともありそうです。プロジェクター(画面共有)使用時に挙手やリアクションができる機能を開発中なのでそちらが先になりますが、通常の会話時にもあると便利そうです。

――VOICHATをモバイルで使用したいというご要望はありますか?

石神さん「仕事に関してはPC版で充分ですが、ステータスを変え忘れて外出してしまうこともあるので、モバイルでステータス変更ができると便利かなと思います」

【取材後記】

「ベストな状態ではないけど、そこまで困っていない」という時に新しいアクションを起こすのは、簡単なことではないと思います。大きな支障なくリモートワークを3年も続けてこられていたコンテンツ様に導入いただき、効果を実感いただけていることを、あたらめて嬉しく感じました。

海外俳優の次の会議室のネーミングが何になるのかも気になっています!

●株式会社コンテンツ様
https://www.contents.ne.jp/