VOICHAT(ボイチャ)|音声コミュニケーションを主軸とする新感覚バーチャルオフィス

“VOICHATがなければオフィス出社してたかも”。MONOLISIX株式会社

導入事例

VOICHATの系列企業であるMONOLISIX株式会社。
開発の初期段階からVOICHATをインストールし、一緒に育ててきてくれた仲間でもあります。

今回は、MONOLISIX株式会社CEOの齋藤徹さんに、経営者・管理者の立場から見たVOICHATについて語っていただきました。

●MONOLISIX株式会社
ローカルビジネスのサポートを得意とするWebマーケティング会社。2020年3月、コロナ禍をきっかけに全社フルリモートとなり、メンバーは関東、北陸、東海、関西、九州と全国各地に居住している。
公式サイト:https://monolisix.jp/

フルリモートで”夢みたいな毎日”が実現

――フルリモートの会社でCEO、かなり珍しい立場ですよね。どんな毎日ですか?

齋藤さん「関西の田舎に住んでいるのですが、通勤がなくて、休憩時間に庭で犬と遊んだり、昼休みに家族とごはんを作って食べたり。サラリーマンも長くやっていたので、満員電車で毎日出社していた時代と比べると、夢みたいな生活ですよ。幸せを感じながら働けています

――先日は「次男が初めて歩いた!」と報告してくださいましたね。

齋藤さん「平日昼間に家にいない人生なら巡り会えなかった瞬間です。リモートワークの普及やそれを後押ししてくれるVOICHATのようなツールによって、人生の経験や体験の幅が広がり、豊かになっている面があるのは間違いないなと感じました」

――個人のプライベートの充実とは別に、CEOとしてオフィス出社を考えることはありませんか?

齋藤さん「うちはフルリモート前提で入ってきたメンバーが全国各地にいる状態なので、いまや現実的な選択肢ではないですが、考えたことはありますよ。オフィスで働く、メンバーと直接会うという新鮮な刺激で一時的に生産性は上がるのではないかと思いましたが、おそらく一時的なものだろうなという結論に落ち着きました」

――リモートワークの課題としてよく言われる「サボるかも」という懸念についてはどうですか?

齋藤さん「僕はそもそも“結果さえ出せば昼寝しててもいい”という考えなので、着席してPCに向かっているかどうかという意味でのサボりにはあまり関心がありません。全力で仕事をするかどうかという意味でも、見えないからといって手抜きするメンバーではないと信じているので、その点でも心配はしていませんね」

顔が見えるWeb会議と、すぐに話せるVOICHATを併用

――VOICHATとその他のコミュニケーションツール、使い分けはされていますか?

齋藤さん「ちょっと話すのはVOICHAT、時間を決めて開催する会議はGoogle MeetでのカメラありのWeb会議です」

――VOICHATで会議をすることはないんですか?

齋藤さん「メンバー同士の会議は、VOICHATでもやっていると思います。僕は頻繁に話す機会がないメンバーも多いので、週1回の定例以外でもミーティングするなら顔を見たいかな、と」

――Googleカレンダーで予定をセッティングすると、Google MeetのURL発行も手間がないですしね。

齋藤さん「時間を決めて開催する会議がGoogle Meetなのは、Google カレンダーとの連携のしやすさもあるでしょうね。予定されている会議はGoogle カレンダーにあるURLをクリックしてGoogle Meet、すぐに話したいときはVOICHAT、という使い分けになっています」

――ちょっとした会話のしやすさがVOICHATの魅力、という感じでしょうか?

齋藤さん「URLを発行する必要がないのでスピーディーですし、話したい相手をコールで呼べるのも便利です。先日大きな契約が決まったときも、関係者をコールして報告したんです。Web会議をセッティングして呼ぶほどでもないけど、チャットでの報告はちょっと淋しいような話なので、VOICHATがあってよかったです」

――CEOルームにみんなを集めて報告、いいですね!ルームがフリーアドレスではなくチームごとなのはどんな意図ですか?

齋藤さん「以前はフリーアドレスだったんですが、徐々に人数も増えて役割分担がはっきりしてきたので、担当業務で分かれるほうが効率的だろうという判断で変えました。インド人のメンバーが来てからは、表記は英語にしました」

――雑談用ルームもあるんですね。ハナシゴトというネーミングもかわいいです。

齋藤さん「多少の雑音があるほうが仕事が捗る人と、静かに集中したい人がいるので、ハナシゴトルームはいい感じで使われていると思います。話さなくていいけどザワザワを感じたいという人は、マイクOFFで入ってメンバーの会話をラジオ気分で聞いているみたいですよ」

執務室をうろつくようにVOICHATを眺める

――立場上、VOICHATでの会話はそこまで頻繁ではないかもしれませんが、VOICHATの画面を見るのは話すときだけですか?

齋藤さん「話さないときでも、1日に何回もVOICHATを見ています。各ルームの様子を眺めて、今は誰と誰が話してるな、とか……オフィスにいる社長が執務室をうろうろするような感じです」

――ルームに入って声をかけたりはしないんですか?

齋藤さん「社長が急に入ってくると緊張する人もいるでしょうから、頻繁にはしないですね。しかも僕は、“話すからには何か面白いことを言わないと”を思ってしまうタイプでもあるので(笑)」

――笑。ルームを眺める時間って、CEOとして、というかチームの管理者として、重要だと感じますか?

齋藤さん「さきほど“オフィス出社しても生産性が上がるのは一時的なものだろう”と言いましたが、VOICHATがなければオフィス出社のほうがメリットが大きいと思ってたかもしれない。それくらい、ルームにいるメンバーの様子を見る時間は重要だと感じています。トークシグナルで話している様子が伝わると一緒に働いている実感があるし、安心感もあります」

See you in VOICHAT!リモートだからこそオフラインが楽しい

――オフラインでの対面コミュニケーションについてはどう考えていらっしゃいますか?

齋藤さん「リモートでもコミュニケーションは取れますが、対面は仲良くなるスピードが早まる実感がありますね。なので、他社と一緒に仕事をするときは、顔合わせは対面で会いに行くようにしていますし、出張先にメンバーが住んでいれば声をかけます。先日熊本で、最近ジョインしたインド出身のエンジニアと食事したんですが、楽しかったですね」

――仕事仲間に会うのが楽しいっていいですよね。

齋藤さん「毎日出社していたら、会って楽しいとは思いませんから、これは、リモートならではのポジティブな感覚ですよね。別れ際、どちらからともなく“See you in VOICHAT!”と言ってました」

――“See you in VOICHAT!”、いいですねぇ。インドの方が熊本に来られていたんですか?

齋藤さん「彼は普段は熊本に住んでいるんです。でもちょうど今、年末でインドに帰省中ですね。早起きは苦にならないと言って日本時間基準で朝5時半にVOICHATにログインしているので、帰省中なのも忘れてしまいますが……インドにいても普通に一緒に仕事できるって、考えてみればすごいことですよね」

――齋藤さんはリモートワークと対面を上手に行き来しておられる印象ですが、MONOLISIXにはコロナ禍で入社して通勤経験が一切ないメンバーもいますよね。彼らに対する心配はありますか?

齋藤さん「仕事以前に、運動不足が心配になります。ずっと家で仕事をして、趣味がゲームでとなると、本当にずっとPCの前にいることになるので、会社としても何か工夫がいるかなと思っています」

――仕事面、業務面では?

齋藤さん「対面コミュニケーションの経験不足は、やはり少し心配ですね。リモートワークの良さと同時に対面の良さも理解してほしいので、メンバーも出張に同行しないかと声をかけています。来るかどうかは、もちろん本人にまかせますが」

――リモートワークが選べることで働きやすくなる人は、多いですよね。

齋藤さん「特に、キャリアを中断した地方在住の人にとってはすごくいいと思います。キャリアを再開するにあたって都会での一人暮らしが必須となると、経済的にも精神的にも難しいこともあります。でもリモートワークなら、実家の自室でも再スタートできますからね」

他社とコラボしやすいツールへの進化を期待

――これからのVOICHATについて、期待する機能があれば教えてください。

齋藤さん「立場上、全員を集めたいことも多いので、エリア全体に声をかけられる機能があるとすごくありがたいですね」

――これは、大人数で使われるチームだとご要望は多そうですよね。追加機能として、開発チーム内でも話題には挙がっています。

齋藤さん「あとは、他社とがっつり協業する仕事が増えてきたので、1FがMONOLISIX、2FがA社さん、というような使い方もしたいなと思っています。電話やチャットではもどかしく感じることもあるので、VOICHATで話したいですね」

――社内だけでなく、自分が所属する複数のグループで使いたいというご要望は他のユーザー様からもいただいています。これも、ベストな仕様を検討中です。

齋藤さん「VOICHATが他社とも自在に繋がれるツールへ進化したら、もっと使いやすくなるし、VOICHATの利用は一気に広がると思うので、期待しています!」

【取材後記】

今回は管理者目線でリモートワークやVOICHATをどう捉えているかのお話を伺いました。対面コミュニケーションのスピード感を重視する齋藤さんが、VOICHATがあればフルリモートでも問題ないと考え、実践してくださっていることは大きな自信になりました。メンバーの使いやすさはもちろんですが、マネジメントする側の方にも安心して使っていただけるツールとしてVOICHATを進化させていきたいと思います。

MONOLISIX株式会社
https://monolisix.jp/