クリエイティブとリモートワークの土壌

開発ストーリー

2023年9月25日、わたしたちは新感覚オフィス『VOICHAT』を正式リリースしました。
VOICHAT は、離れた場所にいるメンバーとのリアルタイムかつ気軽な会話を実現する、常時接続の音声コミュニケーションツールです。

この「VOICHAT STORY」の連載では、自己紹介を兼ねて、わたしたちの歴史と想いを綴ります。

 


 

VOICHATの前身の会社はもともと、営業会社でした。
もちろんリモートワークなんて考えたこともなく、毎日出社。勉強会と称してみんなで飲みに行くのが楽しみ、といった昔ながらの会社でした。

その事業が軌道に乗り、働いて稼ぐことのおもしろさを実感するにつれ、次の夢が生まれました。

どうせ売るなら、自分たちの手でつくったものを売りたい。

それまでは代理店という形で他社製品を売っていたのですが、自社サービスの立ち上げのためにエンジニアを迎え入れることになりました。
もちろん営業にもアイデアや想像力は必須ですが、「新しいものをつくる側になる」というクリエイティブの土壌ができたのです。

そしてこのタイミングでひとつ、おもしろいことがありました。

スカウトしたエンジニアが、「いま住んでいる九州から出る気がない」と言ったのです。

クラウドの環境なら自宅でも開発はできる、チャットがあればメールより気軽に連絡が取れるし、直接話かければオンライン会議もできる。どうしても必要なら出張で出向く。
それで何か問題があるのか、と。

想定外の提案でしたが、あらためて聞かれるとたしかに説得力のある反論は浮かびません。
では試しにやってみるか、と、思いがけない形でリモートワークを導入することになりました。

2018年のことです。

それ以外のメンバーは特に疑問も持たず出社を続けていたものの、リモートワークのメンバーがいることに対する違和感はなくなっていた翌2019年。

次に採用したWebディレクターが、「育児中だし、そもそも通勤が嫌なので在宅勤務したい」と言い出しました。
またもや当然のようにリモートワークを要求するメンバーの登場!

アナログ営業集団だったチームは、徐々にリモートワークに馴染まされていきました。

そして迎えた、2020年。コロナ禍の始まりです。

▶▷ 第2回へ続く

 

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