VOICHAT(ボイチャ)|音声コミュニケーションを主軸とする新感覚バーチャルオフィス

意外と慣れるオンライン飲み会

開発ストーリー

第4回までのあらすじ>

わたしたちは2020年3月早々にフルリモートを導入。デジタルネイティブな若手と元からのリモートメンバーに牽引され、環境整備の試行錯誤を続けました。
感情や生活面での大きな行き詰まりはありませんでしたが、さて肝心の仕事効率は……?

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第1回「クリエイティブとリモートワークの土壌」

 


 

リモートワーク下で一時的にトレンドになったオンライン飲み会。
とりあえずやってみた第1回は、なんとも気恥ずかしかったのを覚えています。発言を譲り合う微妙な空気。「なんなんこれ?!」という感じでした。

しかし3年経った今も、長期休暇前や歓送迎会にときどきオンライン飲み会をしています。
対面の飲み会も楽しいですが、オンライン飲み会は気まずい、楽しくないという感覚はすでにありません。

つまり人間は、慣れる動物だということです。
新品の椅子やベッドが徐々に自分の体になじんでいくように、新しい習慣にもより徐々になじんでいくのです。

リモートワークは無理!で思考が止まってしまうとそれまでですが、わたしたちはコロナが終わるまでは続けていく前提のマインドでいたので、

 

・全体ミーティングは月曜日と金曜日にやって認識合わせしよう。
・チャットのグループは案件ごとにもう少し細分化しよう。
・電話は秘書代行サービスを頼もう。
・昼休みになんとなく働いてしまわないように、昼休みは連絡しないルールにしよう。
・若手の交流が少ないから、月曜朝に若手だけのフリートークタイムを作ろう。
・チームごとのミーティング頻度はチームによるから、一律で決めるのはやめよう。
・Googleカレンダーに予定を入れるのを徹底して、予定なし=ミーティング入れてOKというルールにしよう。
・チャットを読んだら必ずリアクションしよう。
・運動不足になるから福利厚生費でヨガマットを買おうか?
・いいと思ってたタスク管理ツール、あまり使わなくなってるから考え直そう。

 

こんなふうに、新しい改善案が次々と出てきました。

また、質問したいときはチャットや電話で、しっかり確認したいときはWebミーティングでコミュニケーションを取れたので、リモートだから作業効率が下がるという実感も特にありませんでした。
最初は電話が多かったですが、チャットを随時確認する習慣が付くにつれ、チャット中心になっていきました。

そしてよく聞かれたのが「こっそりサボらないのか?」ということ。
ただわたしたちの場合は、「A社のHP制作」「B社の動画」「自社ツールのアップデート」などタスクと期日が明確なものが多かったので、こっそりサボれる状況ではありませんでした。

さて、すぐに終わると思っていたコロナ禍は意外と長引き、半年、1年…
チームメンバーの構成も、いつの間にか少しずつ変わっていくのでした。

▶▷ 第6回に続く

 

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