VOICHAT公式サイトの制作サポートを担当したのをきっかけに、自社にもVOICHATを導入してくださったWeb制作会社のシンクパートナーズ株式会社様。
代表の濱崎さんは、以前は「Web制作の仕事は対面のほうが効率が良い」と考えてていたものの、VOICHATでのコミュニケーションを経験して「すぐに会話できるなら対面である必要はない」と認識が変わったと言います。フルリモートを選択することで劇的に変わったという採用事情や、VOICHATでの仕事の様子を伺いました。
●シンクパートナーズ株式会社様
福岡のWeb制作会社。コーポレートサイトやECサイトの制作のほか、Web制作のデザイン力・開発力を活かしたWebマーケティング事業も展開している。2024年10月から4期目に入り、濱崎さんとフルタイム勤務のスタッフ2名の3名体制。
公式サイト:https://synq-ps.co.jp/
目次
VOICHATの仕事がきっかけで、フルリモートに
――いつも公式サイトの制作をサポートしていただき、ありがとうございます。しかも、VOICHATのユーザーにもなってくださって。御社は、もともとリモートワークだったわけではないんですよね?
濱崎さん「わたし自身はフリーランスとしてリモートワークの経験がありましたが、スタッフを雇うなら対面がいいと考えていたので、法人化後は博多駅の近くに小さなシェアオフィスを借りました。VOICHATを導入してフルリモートになったので、オフィスは解約予定です」
――自社のスタッフと連携して業務を進める上では、リモートだと効率が落ちてしまう、と感じられたのでしょうか。
濱崎さん「フリーランスとしてWeb制作の仕事を受注する場合、作業内容はある程度固まっていることが多いんです。なので、リモートで作業してメールやチャットでやりとりしても問題ありませんし、コロナ前からよくある働き方でした。でも、コーポレートサイトやECサイトの制作を会社として受注した場合、チーム内での検討事項が多いので、チームメンバーとは対面で働くほうがいいと考えていたんです」
――その認識が変わったのは、弊社との仕事でVOICHAアプリを使ったからだとお聞きしましたが……。
濱崎さん「御社はスタートアップ企業のためサイト更新も頻繁です。臨機応変な対応を求められることも多くて随時のやり取りが欠かせず、今までのフリーランス案件とは勝手が違いました。でも、VOICHATがあれば聞きたいことはすぐ聞けるし、画面共有で確認もできて困らない。こまめな連携に必要なのは”対面であること”ではなく、”聞きたいときにすぐ聞ける環境”だったんだとわかったんです」
――それで、御社もVOICHATを使ってフルリモートすることにシフトしたんですね。
濱崎さん「そうです。あと、VOICHAT代表の小路さんからリモートを勧められて、自分も変化に機敏に対応していけるようになりたいと感じたのも、フルリモートを導入した理由のひとつです」
Web制作の求人応募が40~50倍に!フルリモートは、強力なアドバンテージになる
――今のメンバーは、フルリモート導入後に入社された方なんですよね。フルリモート導入の前後で、御社の採用事情に変化はありましたか?
濱崎さん「とにかく、求人応募の数が違います。今までは、求人を出しても1件も応募がないということもありました。でもフルリモートで募集した途端、40~50件の応募が来るようになりました。しかも実績のある、優秀な人たちの応募が増えたんです」
――そんなに変わるものなんですね!
濱崎さん「うちのように小規模で年数も浅い会社は、経験豊富な人を採用するのがどうしても難しいんです。なので、少しでも快適に働いてもらえるよう、博多駅から徒歩圏内の場所に小綺麗なオフィスを借りたり、採用した方には27インチの4KモニターとWindowsかMacを選んでPCも貸与したりしていたのですが、それでもなかなか来なかった。それがフルリモートOKにしただけで、激増したんです」
――「福岡にいなくても応募できるから」ではなく、フルリモートの仕事を探して応募してくる人が多いんですか?
濱崎さん「たしかに福岡は東京などの大都市圏に比べると人口が少ないので、全国どこからでも応募できるから増えたというのもあると思います。でも実際、いま来てくれているうちの1人は福岡在住ですし、フルリモートを条件に探している人が多いと感じます。特にWeb制作の仕事では、”フルリモート”はパワーワードなんだとわかりました」
――フルリモートを希望している方の場合、”できればフルリモートしたい”といったレベルではなく、フルリモートでなければ働きたくない、あるいは働けない、というほど重要な条件なんですね。
濱崎さん「フルリモートで募集すると、フルリモートをしたい優秀な人が働ける場所が増えます。会社側は、オフィスコストを人件費に回せることで、より優秀な人を雇えます。普通は人を増やすと比例してオフィスコストも増えるのに、それもない。会社と従業員間で、Win-Winの関係が成り立ちます。小さな会社にとってフルリモートは、求人面でもコスト面でも、強力なアドバンテージになると思います」
仕事の没入感を損なわず、シームレスに働けるのがVOICHATの魅力。
――今の御社はどのような体制で、どんなふうにVOICHATを利用されていますか?
濱崎さん「今はエンジニアやデザイナーを含む社員全員で使っています。定例ミーティングを月曜に実施し、その他は必要に応じてVOICHATで随時話しています」
――実際にお使いいただいて、使用感はいかがですか?
濱崎さん「テキストコミュニケーションだけだと非効率な部分も、VOICHATだと『これ優先して』『急きょ変更が入ったからよろしく』とすぐに話せるので、業務を停滞させる壁がなくなる実感があります。画面共有も、URL等をテキストで共有したいときのワンタイムチャットも、いろんなアプリやブラウザを立ち上げる必要なく、VOICHATアプリ内でシームレスに行えるので、仕事の没入感が薄れないのも魅力です」
――ルーム分けはどうされているんですか?
濱崎さん「さほど大人数ではないので、全員で同じルームに入っています。すぐに話せるのはもちろんですが、例えばデザイナーと私の話をエンジニアがなんとなく聞いて状況を把握したり、『話聞いてて思い出したけど、その件、ここがちょっと気になっていたんでした』と言い忘れていたことに気づいて会話にカットインできたり、実際のオフィスのような距離感で周りの話が聞こえるのが便利だと感じています」
――周りの会話が聞こえてくる点は、スピード感だけではないVOICHATの良さということですね。
濱崎さん「メンバーからも、直接話すことで温度感が伝わったり、談笑の機会になったりするのがいいという声が挙がっています。VOICHATでの会話が、従業員満足度の向上にも繋がっているのかなと思います。急ぎの仕事を頼んだ直後にゾーン(集中モード)のステータスに変わると、今がんばってくれてるんだなとわかるし、メンバーの状況が見えるのもいいですね」
――VOICHATは5名までなら無料のフリープランが使えますが、最初から有料のスタンダードプランを契約していただいたのはなぜでしょう?
濱崎さん「フリープランだと画面共有が30分(1人1日あたり)なので、スタンダードプランにしました。うちはWeb制作会社なので、画面共有しながらディスカッションする時間は重要だし、そこを制限したくないんです。30分を過ぎたら画面共有はZOOMなどの別アプリで、という代替手段も取れますが、月額1人700円という気軽な料金設定ですし、さきほども言ったようにシームレスさを大事にしたいと思っています」
――VOICHATで理想的なコミュニケーション体制を取ってくださっていて、本当に嬉しいです。最後にこれからのVOICHATへ向けて、ぜひ激励のメッセージをお願いします。
濱崎さん「お世辞なしで、VOICHATで距離の壁を超えられたし、音声コミュニケーションの偉大さを実感しました。VOICHATは仕事のインフラになるツールなので、汎用的で多機能なツールと比較されることも多いと思うのですが、1クリックですぐ会話できることに特化したツールとして、強みを発揮していってほしいです」
【取材後記】
VOICHATのサポートメンバーであり、VOICHATのユーザーでもある濱崎さん。濱崎さんならではの視点でVOICHATに評価と期待を寄せていただき、大きな自信になりました。シンクパートナーズ様のメンバーがさらに増えたとき、どんなふうにVOICHATを活用いただけるのか、今から楽しみにしています。
●シンクパートナーズ株式会社様
公式サイト:https://synq-ps.co.jp/