テキストとビデオのあいだ、「VOICHAT」誕生

開発ストーリー

第7回までのあらすじ>

コロナ禍のフルリモートで採用活動を続けるうち、通勤圏内に住むメンバーは半数に。もはやオフィス出社に戻ることはないと悟ったとき、永続的なフルリモートを支えるコアを自分たちの手で作るしかないと覚悟を決めたのです。

※最初から読む場合はこちら
第1回「クリエイティブとリモートワークの土壌」

 


 

チャット、ビデオ通話、音声通話、電話、タスク管理ツール、バーチャルオフィスツール…
2020年3月にフルリモートを導入してから、わたしたちはあらゆるツールを試しました。

結局落ち着いたのが、以下の組み合わせ。

・チャットツール(基本のコミュニケーション)
・ビデオ通話ツール(ミーティング)
・電話(急用)
・メール(チャットが使えない取引先との連絡)
・タスク管理ツール(進捗管理)
・カレンダーツール(スケジュール管理)

これだけあれば、日々の仕事をこなすのに大きな支障はありません。
でも、各ツールを継ぎ接ぎで組み合わせただけなので、各自が細かい妥協や微調整をすることでバランスを取っていました。

どんなチームでも使える、コミュニケーションのコアとなるツール。
わたしたちが必要だと感じ、作ろうと決めたのは、そんなツールです。
どんなツールがコアとなるのか、ゼロベースで意見を出し合い検討を重ねました。 

・アバターは楽しいけど、そのうち飽きてしまいそう。
・画面を占有するようなのは邪魔なので、できるだけ小さくしたい。
・リモートのときでも、チームで働いてるという実感が欲しい。
・今何してるかがわかると話しかけやすい。

そんな意見を出し合った結果、基本路線が決まりました。

1.チームメンバーのステータスが見えること
2.いつでも話しかけられる、音声通話の常時接続ツールであること
3.心地よく仕事をするための「場所」になること

テキストとビデオの間、声でつながれるツール。
VOICHAT(ボイチャ)と名付けました。

▶▷ 第9回へ続く

 

\公式noteやXでも発信中/

公式noteでは、働き方についての対談やワークスタイルについてのコラムを、XではVOICHATの最新情報を発信しています。
ぜひ、チェックしてください。

note:https://note.com/voichat_inc
X(旧Twitter):https://twitter.com/voichat_inc